熟年離婚が増えていますね。
我が社に相談に来られるのは、ほとんどが浮気をきっかけに離婚したい方々。
それでも「多いな」と感じます。
弁護士さんに離婚相談される方はもっともっと多いのでしょうね。
熟年離婚を望む方は、まずパワーが違います。
長年溜め込んできた鬱憤を、全てここに注ぎ込むこといった感じでしょうか。
若い方は浮気をされると、かなり意気消沈して来られます。
放っておいたら、ふらっと居なくなってしまうかもしれない。
そんな危ない雰囲気の方もいます。
熟年離婚において、浮気は「離婚のきかっけ」にすぎないことがほとんど。
育児に協力的でなかったり、仕事にかまけていたり……
いろんな不満の積み重ねがあって、浮気で爆発となるのです。
もしくは、長年の浮気がバレていたというケースもあります。
ご主人はずっと隠していたつもりだったけど、奥様は知っていてあえて言わなかった。
子供が成人したのをきっかけに、浮気を調査して離婚するという例です。
心当たりはないですか?
熟年離婚は「もう絶対離婚する!」と心を決めて相談に来られます。
故に、謝ったところで許してもらえたり、再構築できたりというのは普通ありません。
こうなってしまってからでは遅いのです。
不満を溜めたまま熟年にならないように、夫婦の問題は無視せず、都度解決していきましょう。
セカンドライフという言葉が浸透してきました。
お互いに、「一緒に過ごしたいね」と言える夫婦関係がいいですね。