子供のいじめ問題は、学校内の先生の見ていない休み時間の教室やトイレ、登下校時などの大人の目の届きにくい場所で行われたり、クラス全体で一人の子供をターゲットにするなど悪質なケースが多くなってきています。
今や社会問題の一つとして上げられている子供のいじめ問題ですが、かなり深刻な事態にならないと表面化しにくい非常に難しい問題です。
いじめには、大きくわけて3つのやり方があります。
言葉によるいじめ
「チビ」「デブ」など身体的な特徴や「バイ菌」「汚い」など人を侮辱する言葉(悪口)や嫌がるニックネームで呼んだりするいじめです。
笑い者にする
人と少しでも違うことを大袈裟に取り上げて、バカにしたり笑い者にするようないじめです。
グループやクラスなどの多人数で1人を対象にする場合が多いです。
悪いウワサを流す
「○○は、この前万引きをした」などの良くないウワサを流すことなどがあります。
暴力によるいじめ
髪の毛を引っ張る、ほうきや傘などでたたくなどや、「プロレスごっこ」と称して首をしめるなどの非常に危険なものもあります。
小突く・押す・つねる・叩く・殴る・蹴るなどの行為が伴い、肉体的、精神的ダメージを受けるいじめです。
無視するいじめ
近年増加しているいじめです。
話かけても聞こえないふりをしたり、その子の存在を否定する行為を多人数で行うため、精神的ダメージが大きくなります。
いじめは大人が気付いてあげる事が重要です
子供のいじめに対しては、まずは一番身近にいる大人が気付いてあげる事が重要です。
- 怪我をして帰ってくることが多くなった。
- 夢でうなされている。
- 服や学用品が汚れたり、破れたりしている。
- 急に体重が落ちた。
- 友達の話や学校の話をしたがらない。
- 家庭での会話数が減った。
- 落ち着きがなかったり、おどおどしている。
- 最近元気がない、表情が暗い。
- 電話やメ-ルが頻繁にかかってくるようになった。
- モノがなくなるようになった。
- 朝になると頭痛や腹痛をうったえ、学校に行きたがらない。
- お小遣いなどの金銭を多く欲しがるようになった。
など、子供はあなたに多くのサインを出しています。
注意深く、様子を観察し、「いじめ」の可能性を「ウチの子は大丈夫」という先入観を持たずに客観的に考えて下さい。
いじめられていることを申告する子供はほとんどいません。
「聞いてもいじめはないと言っていたのに…。」という事は、経験上よくあることです。
「いじめ」のサインを見逃さないで下さい。
多くの相談者は「うちの子は大丈夫だと思っていました。」とおっしゃいます。
「うちの子は大丈夫」という言葉や考えは一体何の根拠があって言っているのでしょう。
漠然とした根拠は、「いじめ」のサインを見逃してしまう大きな要因です。
もはや「学校」も「お友達」も「地域力」もあなたのお子さんを守ってはくれません。
あなたのお子さんを「いじめ」の脅威から守るのは、あなただけなのです。
調査員が立ち入れない場所であれば調査機器による情報収集を行い、調査機器の電波が入りづらい場所であれば別の方法をとるなどの対応を考え、個々の事案に合った最適な調査方法を組み立てます。
調査の組み立ての際にはご依頼者様から情報聞き取りや協議を重ねることになり、お手数をお掛けすることになりますが、早期解決の為にもご協力頂けます様お願い申し上げます。