我々探偵は浮気調査がメインで行っていますので、浮気調査を行った後、そのパートナー達がどういった結末になったかというのはよく分かっています。
しかし、クライアントからしてみれば未体験の事例ばかりですので驚く人がたくさんいらっしゃいます。
当たり前といえば当たり前ですが。
以下の事が浮気調査の途中でよくある出来事です。
・浮気相手との間に子供が出来る。
旦那が浮気をしていてれば、相手の女性に子供が出来てしまいます。
最悪なのは、妻の浮気によるパターンで子供が出来てしまった場合。
旦那と浮気相手、どちらの子か分からない場合がよくあるからです。
DNA検査でどちらかはっきりするときにはすでにおろせない状況ですから、「もしかしたら」という不安は絶えずつきまといます。
・調査中に相手の家に殴りこみに行く。
調査を進めていくうちにだんだんとクライアントの怒りが頂点に達します。
ある程度の場所は特定したということをクライアントに告げると、自分自身で相手の行動を調査するようになって相手の家や職場にまで押しかけてしまう方がいらっしゃいます。
なるべくそのようにならないようにこちらとしても気をつけているのですが、急変してそのような行動を取る方もいて、調査が途中で台無しになってしまいます。
・慰謝料請求をあきらめるパターン
初めから慰謝料を全く望んでいなくても、調査を進めていくうちに怒りがふつふつとわいてくるのが人間というものです。
次第に慰謝料を取りたい!!という気持ちが抑えきれず、慰謝料が取れるような調査に切り替えるのですが、今度は次第に怒りから同情に変わっていく人が見受けられます。
それはそれでかまいませんので、我々が関与しなければいいのですが、後になって「やっぱり許せないから慰謝料を取りたい!!」と言ってくる方もいらっしゃいます。
慰謝料請求というのは浮気の事実を知ってから3年と決まっていますので、それを過ぎて言われてきても我々としてはどうしようもありません。
よくあるケースというのはまだ沢山ありますので、次回にでも記載します。