先日は、依頼する探偵社の選び方をご紹介しました。
いい探偵社か悪い探偵社か、判断のつかないうちは個人情報を与えてはいけないというお話もしましたね。

晴れて依頼したいと思う探偵社が決まったら、必要書類をお渡しいただくことになります。

今回は、その内容についてお話します。

1.調査してほしい人物の写真
例えばご主人の浮気調査の場合を依頼される場合は、ご主人と浮気相手の写真ですね。
浮気相手が誰だかわかっていない場合はご主人の写真だけで結構です。
笑顔、無表情、怒った顔、全身の写真……など、家にある写真で出来る限りのバリエーションを用意してください。

2.住所
浮気調査なら浮気相手の、婚前調査なら結婚相手の住所です。
番地まで分からなくても、○○町△丁目といったあたりまで分かれば情報を提供してください。

3.車
車種、色、ナンバーなど、調査対象が所有している車について、知っている範囲で教えてください。

4.証拠になりそうなもの
ホテルの領収書やレシートなど、あなたが証拠になるのではないかと疑うものです。

上記のような書類を提出してくださると尾行調査もやりやすくなります。
ただし、先日もお話した通り、いい探偵社だとご自身が判断されたうえで詳しい情報をお伝えしてくださいね。

当探偵社にも「悪い探偵社に書類を渡してしまった」という依頼主が来られました。
高いお金を払って依頼したのに、探偵は調査をしているふりをして、実は渡した書類からの推測で報告書を作っていたというのです。

これには呆れました。

しかし、そういった高額なお金をとって楽に儲けようとする詐欺のような探偵もいるのです。
書類を渡してもいい相手なのか判断がつくまでは、重要なものは絶対に渡さないでくださいね。