寒い日が続きますね。
皆様、体調を崩されておりませんでしょうか?

私は先日、ラブホテルでの張り込みに行ってきました。
こう話すと「面白そう」「やってみたい」という友人がいます。
が、そんなに楽な仕事ではないというのが実際のところです。

春や秋のように気候がいい時はまだマシです。
しかし、夏は汗だく、冬は凍えながらの作業。
楽しむ余裕なんてありません。

というのも、車をアイドリングしておくことができないのです。
暖冷房も使用できなければ窓も開けることもできない。
これがラブホテル張り込みの実態です。

それはそうですよね。
自分がラブホテルの店員になったつもりで考えてみてください。

外で掃除などしていると、部屋にも入らずアイドリングして停車している車がある……。
すごく怪しいと思いませんか?
何しに来たんだろう?と不信に思われても仕方ありませんよね。

それに見ているのは人間に限りません。
ラブホテルの場合、どこに防犯カメラがあってもおかしくないのです。

なので今回も、完全防寒で作業しました。
厚手のコートにマフラー、手袋。
それにステテコと、貼るカイロ。

こう寒いと、ホットコーヒーが欲しくなります。
が、車を降りてコンビニに行くこともできません。
ターゲットが現れるまでは缶詰状態です。

じゃあ夏はどうしてるの?って、そりゃあもう裸に近いような格好です。
パンツ一丁でうちわで扇ぎながら、ひたすら待つのです。

どうでしょう?
ラブホテル張り込みの苦労を分かっていただけましたか?
「面白そう」じゃなくて「お疲れさん」と思っていただければ幸いです。