人間誰でも今いる自分から逃げ出したいと思う事はあるでしょう。
そんな風に思っている矢先、借金が膨らんだり、会社でトラブルがあったりするとその思いに拍車がかかり、いろんなことがどうでもよくなって家から飛び出す人が後を立ちません。
人間関係のトラブル・ストレス、会社のトラブル・ストレス、金銭関係のトラブル・ストレス、そして家族間のトラブルやストレス。
数えたらきりがないくらい、現代社会というのはトラブルやストレスに囲まれています。
家出人を捜索する場合は、まずは警察に届け出る事が重要です。理由があり警察に届出が出来ない方や、警察に相談したけど動いてくれていなさそうであったら、我々のような探偵社に相談するわけです。
岡山や倉敷においても10万人以上の人が年間家出をしているようです。
という事は1ヶ月に換算しても約1万人の人が家出をしている計算になります。
さらに1日に換算すると約300人となります。すごいですよね。
では我々探偵社がどのようにして家出人を捜索するかを説明したいと思います。
もちろんクライアントになった人のみに教える部分は省きます。
まずは資料集め。家出人がどのような証拠を残しているかを徹底的に調べます。
パソコンはもちろんの事、個人部屋があればゴミ箱から通帳まで、様々な推測を立てるため徹底的に残っている資料をあさります。
完全な特定とまではいきませんが、そうしていくと家出人が何故出て行ったのかの道筋が見えます。
そして対象者が行きそうな場所を調査員を使って調べます。
聞き込みや周囲の状況を含め、徹底的にやります。
こうする事でもしも対象者がその付近に潜んでいたら別の土地に移動する可能が出てきます。
そうするとなんとなくわかるんですよ。空気が変わったのが。
聞き込みで得た相関図などを眺めながら、対象者に近い人物に徐々に近づいていきます。
これはまるで対象者というお城のお堀を埋める作業に似ています。
後は聞き込みの際にある程度の謝礼を渡しながら調査を進めていくと、相当な理由がない対象者じゃない限りは見つかります。
今までの経験上、80%の確率で見つかっています。