「ストーカー」という言葉が生まれたのは何時ごろからでしょうか。
私が学生時代の頃には「つきまとい」や「待ち伏せ」等といった言葉で表現されていたような行為が、いつのまにか「ストーカー行為」という言葉になり、今ではすっかりその言葉に定着しているようです。

ただ、ストーカー行為という定義というのは境界線を設けることが非常に難しいです。
例えば、恋人関係が終わり、振られた相手が未練がましくマンションの前で座っていた。いつも同じ液で見かける女性に一目ぼれをして、ちょっと隠れて待っていて告白をする。
これらの行為もストーカー扱いされたという事例もあります。

ストーカー行為の多くは、元夫、元妻、元恋人という事が言われていますが、全く知らないあかの他人という事も少なからずあります。
本人自体が「まさか!!」と思うような人がストーカーに変貌する事もあります。
こればっかりは危険余地が非常に難しく、ストーカー被害に遭ってからでないと対応ができないといった場合が多いです。

ストーカー問題において、最も重要視すべきは、何の関係もない他人がストーカーだった場合や、知り合い、元パートナーたちが途中で豹変されたケースです。
ストーカー行為自体の「理由」がはっきりしないため、調査も難航してしまいます。

できれば「最悪の事態」にならないように、異変を感じた時点で我々探偵に調査を依頼するのが得策かもしれません。