浮気調査中に、クライアントは様々な事を考えています。
慰謝料はどれくらい取れるだろうか?今後の生活はどうしようか?養育費や親権はどうなるんだろう。

浮気問題から離婚される方と言うのは本当にたくさんいらっしゃいます。

その中でも財産分与でよく分からないという方が結構いらっしゃるので良くあるご質問をまとめてみました。

1 相手は不動産持ちなんですが、分けてもらえるのか?
これは浮気した相手が多くの不動産を持っている場合に質問されるケースです。
財産分与と言うのは、あくまで夫婦関係が始まった時から生まれた資産や負債を分けるという意味ですから、もしもその不動産が親の遺産などで手に入れたものであれば対象にはなりません。
しかし、夫婦で買ったものであれば財産分与の対象になります。

2 借金はどうなの?
借金は共有の負債とみなされるので、これは借金も共有財産とみなされます。

3 慰謝料で財産分与から差し引けるのか?
もしも慰謝料を請求した際、相手にお金がないと分かっている場合は、財産分与で借金の方が多いときなどには、その借金分を慰謝料として請求することで相殺という形を取る方もいらっしゃいます。

もっと様々なご質問があるのですが、この3つの質問に対しては特に多いのでまとめてみました。