探偵という職業は、世間からかなり隔離されたような職業と思われています。
事実、様々な方とお会いしますが、大抵の方は「探偵ですか!?珍しいですね。」とおっしゃられます。

思い浮かべてください。
あなたの周りに「探偵」と名乗っている人はいらっしゃいますか?

おそらくあまりいらっしゃらないと思います。
では何故探偵が必要になるんでしょうか?

正直なところ、探偵が行う調査というのは「素人でも可能な作業が90%」を占めます。
尾行はもちろん、張り込みなんかも素人さんにちょっと教えるとできます。
でも探偵に調査を依頼すると、10万単位でお金を支払わなくてはなりません。
日本はバブルは当にはじけてしまっているのでそんな金額をホイホイと出す人はいないでしょう。

素人でも出来そうな作業を高い料金を支払ってまで依頼するのか?
それは依頼者が何よりも「経験」と「確実性」を求めているからでしょう。
「経験」と「確実性」というのは素人さんでは聞くことはできませんし、うたう事もできません。
もちろん調査員でも「確実性」は100%とは言えませんが、調査料金をもらう以上はプロの根性を見せます。

あと時間の自由性も考えられます。
素人さんに依頼しても、彼らはそれを職業としていないため、依頼者の望む時間帯で調査をすることができないでしょう。大抵の人は仕事を持っていますから、平日の昼間とか、祝日の朝一、また深夜の調査を依頼しても確実に行える人はそうそういません。

素人でもできる作業を「限りなく100%」に出来るから、「経験」に沿ってポイント調査が出来るから、そして何より、様々な悩みを聞いてくれる存在であるからこそ「探偵が必要」なんだと思います。