GPSの登場によって、車の追跡はかなり容易になりました。
追跡したい車に取り付けるだけで、離れた場所から車の居場所を探すことができるのです。
GPSの取り付け方は2通りあります。
ひとつは、車内に置く方法。
もうひとつは、車外にくっつける方法です。
もちろん、車内に置く場合にはキーが必要になります。
依頼人が家族であったりする場合には合鍵が手に入る場合がありますが、そうでなければ車外へくっつけることになります。
くっつける場所は車の下。
それも真下につける必要はありません。
よほどのことがなければ車の下を覗きこむ人はいませんから、手前の方につけても意外と大丈夫なのです。
ひとつ、脅威があるとすれば『車屋』です。
点検や車検、査定、事故……理由はいろいろあると思いますが、ディーラーや中古車買取業者へ車を持ち込むと思います。
そうすると当然、車の下に人が入るんですよね。
見つかった場合は即行、警察に持って行かれてしまいます。
GPSを使って調査を行う場合には、こういった場所に行く予定がないか確認することが大切です。
依頼人が家族であれば、車屋に行く予定がないか確認します。
もし分からなくても、車検の時期は車に貼ってあるシールで確認できます。
車屋に入られてしまえば、回収させてもらうわけにいきません。
調査が失敗に終わるのを見届けるほかないのです。
GPSを取り付ける前に、注意することが大切ですね。