仕事をする上で最低限考えることがあります。
それは「やるべきこと、やらないでいいこと」

事務員さんであれば、請求書を出し、伝票をきり、最終的に現金をもらいます。
営業さんであれば、アポイントをとり、プレゼンし、受注をとります。

探偵社であれば、相談を受け、契約して、調査します。

それらはすべて「やるべきこと」です。

では次にやらないでいいこと。

事務員さんは、営業をしません。
営業さんであれば、事務はしません。(専業営業に限る)
そして探偵は「余計なこと」はしません。

余計なこととなると定義が大きくなってしまいますが、要するに「もらった金額以上の事はやらない」という意味です。
こういった仕事をしていると、クライアントに対して感情的になる場面もあります。

「クラインとを守ってあげたい」

と思うのは当たり前の事でしょうが、かといって「そのクライアントだから」という理由だけで今回はここまでしてあげよう、余分な仕事も受けてあげよう、なんて事はしてはいけないと思っています。

それはお金をもらって動くプロであるからこそ、クライアントには平等であるべきだと考えていますし、それがクライアントに対して「誠実な態度」だと思っているからこそです。