今世界は雇用不況と呼ばれているほどに、就職率が非常に低くなっています。
これは個人にとっても辛い事ですが、企業にとっても利益を確保できないが為に雇用出来ないわけなので辛い事だと思います。
そんな中、就職しているであろう人達の素行調査のご相談を受ける事が多くなりました。
内容は似たりよったりで、どうやら営業活動中のさぼり社員がいるようで素行調査をして欲しいとの事です。
こんな就職難な時代で、自分の危機を感じていない人がこうもいるもんだなと逆に感心してしまいます。
さぼり社員のよくあるパターンは以下の通りです。
- 営業社員である。
- ルート営業を任されている。
- 就職して1年以上経っている。
- 人が少ない営業所を所有している。
「営業」というのはいわゆる「時間フリー」なわけです。このフリーの時間を使って女性と遊びに行ったり、パチンコをしたり、公園で寝ていたりと自由気ままな営業社員がのさばっています。
特にルート営業をしている営業の方を尾行してみると、それは顕著に現れます。
クライアントには「どこそこに行ってきます」と報告しておきながら、直行でとあるアパートに行ってみたり、パチンコに汗を流していたりと、見ていられません。
また就職して1年以上経っている方も危険です。
就職したての頃というのは誰しも危機感を感じているもので、仕事に一生懸命になります。
しかしながら1年以上経過してしまうと、どうしても「慣れ」が出てしまいますし、周りの信頼も少なからず出てきます。
そんな中ぽっと気を抜いた社員は自由になるんですね。
信頼が出来るがゆえに離れた営業所に2人程配置して営業活動を行わせようとする企業様もいらっしゃいますが、非常に危険です。
2人いればきっちり仕事をするだろうと思っていても、実はこの2人が共謀してお互いのアリバイを作っていたりするケースもあります。
本社が岡山で、倉敷や玉野といったある程度離れた場所に人の少ない営業所を配置している企業は特に危険ですよ。さぼり社員のほうくつになっているかもしれません。
営業しない営業マンはいりませんよね。