世の中には探偵社はごろごろしています。
岡山だけでもその数100社以上。

これは法人も含め、個人で私立探偵を行っている人も沢山いるからです。
かくいう私も調査員の数が多いわけではないので、私立探偵に近いのですが。

さて、私の探偵社には、浮気調査や行方調査のご相談の電話が多いのですが、やはりみなさん料金の事が気になっているようですね。
確かに「探偵に頼めば高い」というのは世間でも知られている事実ですし、ましてや携帯の発達、情報の発達が進んでいる昨今では、自分自身で探偵の真似事が出来ますから料金が気になるのは「当たり前」です。

しかしながら、正直なところ電話でいきなり「料金はいくらですか?」と聞かれても答えようのないのが私たちです。
まずはどういった状況か?どうしたいか?など最低限聞かないと、後でトラブルになるのは目に見えているからです。

例えば浮気調査一つを例に挙げてみましょう。

結婚3年目。
妻が浮気していたとします。
携帯メールをきっかけに浮気をしているという事がわかりました。
仕事で忙しいあなたは、探偵に浮気調査をお願いしたいと考えるようになりました。

ここで一つの分岐点です。

  • なぜ探偵社に頼むのですか?(相談者自身で考える点)
  • 探偵社に何を望んでいますか??(探偵社が導き出す点)

この「なぜ?」という部分も答えは一つではありません。
例えば、実際に浮気をしているか確認してもらいたい。という答えもあるでしょうし、いやいや慰謝料を取りたいんだ。という答えもあるでしょう。

まずこの「なぜ?」が解決できれば、探偵社に何を望むのかも分かってきます。
しかしこの「なぜ?」がわからないと料金にも大きな差が生まれれるんですよね。

浮気の事実だけを知りたい場合は、調査は1日で済むかもしれません。
しかし、慰謝料を取りたいという話であれば、最低3日以上、浮気相手の素性を知らないといけなくなった場合はさらに2日が料金にかかってきます。

1日で済む作業と、5日以上かかる作業。比べるほどでもないですよね。

調査料金の違いというのは、ご相談者自身で決めるものです。