「家出人の捜索方法」についてお問い合わせがあったので、ご紹介します。
まずは、家出した人物が自宅に残していったものを提出していただくことになります。
お店の会員カードや、写真、メモなど……。
そういったものから、家出の動機や、どこへ行きそうか、誰が居場所を知っていそうかということを推測します。
例えば、クレジットカードが大量に発見された場合。
家出の理由は散財かと考えられます。
どうにも支払いに困って逃げ出してしまったというケースですね。
お店の会員カードから、一緒にサービスを利用していた友人を割り出したパターンもありました。
そしてその友人に電話をかけ、家出人にコンタクトをとらせるように仕向けるのです。
例えば「お支払いが未納ですが代わりに支払っていただけますか?」などと言うと、友人は支払いを嫌がります。
その支払いが高額であればあるほど、「どうしても家出人に支払わせなければ」と焦り、コンタクトを急ぎます。
ただし、現実味のない金額ではいけません。
そのお店がどれくらいの金額で商品を提供しているのか、下調べが必要です。
カラオケのチェーン店から電話がかかってきて「お支払いが30万円未納ですよ」と言われても嘘としか思えないですからね。
若い方ですと特に友人に「連絡係」をお願いすることも多いので、こういった捜索方法が有効です。
家族の様子が気になったり、自分の身の危険を察知して教えてくれる人間が必要だと考えるのでしょう。
家出は未然に防げることもあります。
家族の様子がおかしいなと思ったらケアするように努めてあげてください。