浮気調査を行う上で、最も重要なのが浮気の事実確認と証拠収集です。
浮気をすると、ほとんどの人の場合、行動パターン、態度、性格、趣味、センスなどにわずかながら変化が現れます。
しかし、浮気をしているのは間違いないと確信が持っていても、いつ浮気相手と会っているのか、どこの誰と浮気をしているのか、等、決定的となる証拠を掴むことは素人では通常出来ません
かといって、ご自分の手で尾行や張り込みをしたとしても、うまく出来ず、最悪の場合は本人に気づかれてしまう可能性も出てきます。
浮気をしていることを本人に問いただしたところで、決定的な証拠がなければ毎回のように同じ言い訳で嘘をついて逃げ切られてしまってはどうしようもありませんし、時間や労力の無駄になってしまいます。
浮気をしている人と話し合うには、「動かざるの証拠」が必要となるのです。
慰謝料請求に必要な浮気の証拠
裁判において、「不貞行為(不倫行為)」を認めさせるのには、決定的な証拠が必要になります。
基本的に認められている証拠は以下のようなものがあります。
- 対象者だと認められるラブホテルの出入り写真。
- シティーホテルの場合では、部屋に2人で入り長時間その部屋から出てこないといった証明。
- 相手の家などでは、偶然立ち寄っただけではないといった証明。
- 継続的、定期的に家に滞在している証明。
- 携帯電話の写真・動画。
- クレジットカードの利用明細。
夫婦・恋人間での話し合いの場では、相手が認めざるを得ないものがあれば証拠となります。
飲食店の領収書や浮気相手とのメールなどでも本人が認めれば立証されますが、嘘をついて逃げようとする人もいますので、これらでは認めさせるのは難しいかもしれません。
同居中での浮気であれば、証拠を掴むのはたやすいかもしれませんが、別居中になると証拠を掴みにくくなってしまいます。
では逆に証拠とならないものはなんでしょうか?
- 対象者と認められないラブホテルの出入り写真。
- 食事をした・一緒に過ごしたなどの映像。
- 携帯電話の履歴、パソコンのメール履歴(「愛してる」、「好き」、「何時にいつもの場所で」等の内容)。
- GPSの履歴。
- 肩を抱いたり、キスしたりという行為。
- 本人が口答で認めただけの場合。
「本人が口答で認めただけの場合」で不貞行為と認められないというのは、その証言はいつでも翻す事が出来るからです。
事実、裁判においてこれまでの証言を翻し、「あった事をその事実は全く無かったと」言う事はよくあることです。
浮気・不倫調査はプロにお任せしたほうがいいですよ!
御相談者自らの手で浮気をしている現場の証拠を押えようとしてもうまくいきません。
まれにあるのですが、当探偵者に依頼してきた時点で、すでに自分で尾行や張り込みをした結果、対象者にばれてしまい事態が悪化してしまったケースもあります。
よく考えて見ましょう。
浮気をしている当事者も、浮気がばれないように様々な手を打っているのです。
携帯電話の履歴を削除したり、浮気相手と会う日を減らしたり、携帯電話の電話帳には名前を偽装して登録する等…。
調査されているのかな…
と、対象者に感じられてしまってから浮気調査を行っても、警戒心が強くなっている為に浮気現場を押えにくくなってしまいます。
自分で探す努力をするよりは、きっちりプロに証拠をつかんでもらいましょう!