探偵業界では、尾行調査は「探偵は尾行に始まり尾行に終わる」と言われるほど重要で、事前の下見調査をすることは勿論、それ以上に探偵の専門的な調査技術が素行調査成功の有無を握っているといっても過言ではありません。
探偵社の中には、格安で調査を受けて、素行調査の専門的訓練を受けていないアルバイト探偵が不用意に対象者につきまとい不安や迷惑をかけたとして訴えられた例もあります。
(これは軽犯罪法第一条二十八項の一に該当します。)
尾行調査により
- 社員の外での行動を監視したい。不正行為がないか調査したい…
- 外泊が多くなってきた。行動を調査してほしい
- 娘が水商売や風俗の仕事をしていないかどうかを調べて欲しい…
- 尾行して勤務先を調査して欲しい…
- 子供が外で何をしているのか、行動をチェックしてほしい…
- 最近、帰宅時間が遅くなってきた。行動調査でその理由を調べてほしい…
- 1人暮らしの子供が心配、どのような生活しているか調べてほしい…
- 営業社員が外で何をやっているのか?きちんと仕事をしているのか、行動を調査してほしい…
当探偵社には、様々な相談・依頼がまいこんできます。
尾行調査を行うことで、対象者が「いつ」・「どこで」・「誰と」・「何をしていたのか?」を分単位で行動を記録し、報告書や映像を通じて確認することができます。
尾行調査の内容
尾行調査では、ご依頼によりますが通常2名から3名の調査員でチームを組み仕事をします。
状況に応じて車や自転車を用いて調査をすることもあります。
徒歩尾行
対象者が徒歩にて移動するのに必要な尾行方法です。
電車やバスを利用した際も基本的には同乗し、尾行調査を継続します。
余程の不可抗力がない限り見失うことがないのが徒歩尾行の長所ですが、突然、タクシーを拾われたりすると後続のタクシーが直ぐに拾えないケースもあり、運良く拾えたとしても今度はそのタクシー運転手の運転技術によっても左右されてしまいます。
尾行調査ご依頼の際には、タクシーをよく利用するか否かの事前情報も重要視されるので、バイクを併用する場合もあります。
対象者が女性の場合は女性調査員を使用したり、女性専用車両や婦人服・下着売り場などの尾行調査にも対応していますので、ご依頼によっては「何を買ったか?」まで確認することができます。
車輌尾行
車輌尾行は、自動車には自動車、バイクにはバイク、自転車には自転車で尾行調査を行うのが原則です。
車を使った尾行は、徒歩によるものよりも格段に困難になってきます。
スピードがあるので事態の進展が早いため、追尾者の運転技術と瞬時の判断能力を要します。
対象者が車移動が多い場合は車両尾行は有利な点が多いのですが、田舎道や一本道、閑散としている街などでは不利に働きます。
不利な状況があらかじめ想定されるようでしたら、追加で調査員を派遣し、追尾車両であることがばれる前に交代しながら調査を続けます。
御依頼者の中には、初めからバイク尾行をお願いされることがありますが、運転を普通にされている方ならお分かりでしょうが意外と「バイク」は目立つものです。
バックミラーでも「バイク」に対しては後続の車以上に注意を払い、ヘルメットや上着なども記憶されがちです。
尾行調査は機器に頼ることなかれ!
最近、機械を使用した追跡調査などがホームページ上でよく見受けられますが、何でもかんでも機器を使用すればいいという問題ではありません。
いくら良い機器を使用したところで、尾行調査の場合に必要なのは「いつ」・「どこで」・「誰と」・「何をしていたのか?」という、御依頼者様が最も必要とされている証拠写真です。
機械に頼ることで、後から追いついたという方法では肝心な所で写真を撮れないという事態になりかねません。
最新機械を用いた等のうたい文句は、十分に注意して下さい。
最新機器に頼ってろくな調査もせず、結局肝心な証拠が取れていないのが落ちの場合が多いです。
肝心なのは機械ではなく、「証拠写真」です!