「信じて待つ」の危険!証拠集めの失敗例

ここで、証拠集めに失敗した例をご紹介しましょう。

安野さん(仮名・女性)はご主人の浮気に気づいていました。
ご主人は真面目な方で、結婚して22年間、一生懸命に働いてきた方です。
もちろん、それまで浮気している様子はありませんでした。

18歳と15歳になる二人の娘さんを溺愛しているご主人。
きっと一時の気の迷いで、若い女に手を出しただけ。
すぐに目を覚まして、私たち家族を愛してくれる。

安野さんはそう信じてやみませんでした。
だから、証拠を集めなかったんです。

しばらくして、ご主人から「離婚したい」と切り出されます。
その時になってやっと、浮気によって家庭が壊されたことを知るのです。

証拠を集めていなかった安野さん。
示談の際に浮気の話を持ち出しますが、誰も信じてくれません。

探偵社にご依頼をいただいて、ようやく「今は若い女性と一緒にいる」と分かりました。
が、それ以前に浮気していたかどうかの証拠を、遡って集めることはできません。

ご主人は「娘のいない所で暴言を吐かれ続けていた」と証言。
「実質、夫婦としては終わっていた」と言います。
安野さんが言うに「全くのデタラメ」です。

それでも、周囲はそれを信じました。
証拠がないからです。

結局、夫婦関係が破綻し、その後で若い女性と交際を始めたということになったようです。
安野さんにも離婚原因があるため、慰謝料などはとれず。
周囲に誤解を受けたまま、離婚する形となりました。

「すぐに離婚するか」が分からなくても、証拠があれば残しておくことが大切です。
嘘をついたり、うやむやにする機会を与えないように先手を打ちましょう。

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