不倫して「幸せになる」なんてあり得ない

「妻がほかの男を好きになって出て行ってしまった」
「夫を若い女に盗られた」

『不倫』と聞くと、された方だけが不幸に聞こえます。

しかし、それは間違いです。

不倫して一緒になっても、望んだ生活は手に入らない。
これが現実です。

不倫して離婚する人の多くは、”現状のまま、パートナーが変わるだけ”と思っています。

慰謝料や財産分与についての知識はある程度持っているかもしれません。
でも、それについて”生活がどう変わるか?”というリアルな感覚は無いでしょう。

”パートナーが変わるだけ”なら、相手は若いほうがいい。
可愛いほうがいい。収入が多い方がいい。優しいほうがいい。

単純な視点で、新しいパートナーを探します。

さて、いざ離婚します。

不倫で有責。財産分与によって貯金や家財が分けられます。
その上、慰謝料を数百万、数千万単位で取られます。

持ち家も自分のものになるとは限りません。
借金を抱え、家財を買い替える余裕もない。

そんなとき、新しいパートナーの「若さ」「可愛さ」「優しさ」……
ひとつでも腹の足しになるものがあるでしょうか?

「前の旦那より収入がいいから」と結婚した新しいご主人だって、
不倫が原因での離婚と会社にわかれば、処分されるかもしれません。

すぐに退職させられなくても、減給されたり、出世ルートから外されたり。
上司が何もしなくても、事情を知る同僚との仕事がやりづらくなり、結局は退職という話もよくあります。

「不倫して、新しいパートナーと人生をやり直そう」と思っている方、よく覚えておいてください。

そして、不倫されてしまった方……
悲しいでしょうが、相手もこれから十分に苦しむはずです。

『ざまあみろ』とは意地の悪い言い方ですが、自分だけがツライ訳ではないと知っておいてください。

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