義理の実家に丸投げはダメ

あなたは義理の実家をどれだけ信用していますか?

もちろん、信用するのがダメという話ではないです。
結婚は二人だけでするものではないし、両家の信頼関係あってこそです。

しかし、お金の管理を任せてしまうなど、行き過ぎた信用はときに命取りになります。

新見市の大杉さん(男性・仮名)は、小さな商店にお勤めでした。
そこで社長さんに気に入られ、娘さんと結婚したのが2年前のことです。
大杉さんも奥さんも実家を出て、二人でマンションに暮らし始めました。

ところが、大杉さんが出社したときのことです。
「娘からよく愚痴を聞いてるよ。お前に任せるには不安だな」
と社長さんに言われました。

大杉さんは、夫として自分に至らない点があるのだと素直に反省しました。
社長さんに勧められた結婚とはいえ、奥さんのことは愛しています。
ここで離婚や別居になってしまうのは、どうしても避けたいと思いました。

「どうしたらいいでしょうか」
社長に尋ねると、「一家の主として、金の運用がなってない」「うちが管理を預かる」とのこと。

貯金はしていたつもりですが『運用』と言われると、確かに知識不足。
離婚になるのは嫌だし、社長に任せよう。
そう考えたのが間違いでした。

1年半がたち、お二人の間に子どもができました。
お金も何かとかかるし、お金の管理を自分たちに戻そう。
奥さんとも相談し、社長さんのところへ相談に行きました。

が、うやむやと断られ、自分のお金がどうなっているのか知りたいと探偵社に相談。
結局、大杉さんの貯金は、義理の実家の生活費に当てられていました。
百万円以上あった残高は、ほんの数万円にまで落ちていました。

これには奥さんも怒って、実家とは縁を切る運びとなりました。
大杉さんも商店を辞め、転職するとおっしゃっていました。

たとえ尊敬できる人にでも、大切なことは丸投げにしてはいけません。
あくまで、自分の家庭は自分で守らなければなりませんね。

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